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Dr.鈴木の役に「勃つ」診察室

ED編④ 平成11年5月28日スポーツニッポン新聞北海道版掲載

『器質的EDの治療』

バイアグラ以外の治療法です

心の問題が原因で起きているED(勃起障害)つまり機能的EDの場合には、心の問題を解決してあげれば治ることはすでにお話しました。
それでは、肉体的な原因で勃起機能そのものが障害されている器質的EDの場合には、どのような治療を行ったらよいのでしょうか。
みなさんの頭に真っ先に浮かぶのは、やはりバイアグラでしょう。
確かにバイアグラは有効な治療のひとつです。
ただ、治療方法はこればかりではありません。
今回は他の有効な治療方法についてお教えしたいと思います。

注射をする血管作動薬

血管作動薬という薬剤を陰茎海綿体内に注射すると、本人の意思に関係なく、5分から10分程度で勃起が起こります。
この効果は1、2時間続きますので、病院で注射を行った後、そのままカップルでベットに直行してもらうという方法が治療として使われています。欧米ではこの自己注射も普及しています。
ただし、この治療にも問題はあります。
まれに薬が効き過ぎて勃起しっぱなしになることがあるのです。このような場合には、病院で速やかに対処しなければなりません。

注射を使用しない陰圧式勃起補助具

注射が嫌いという方には、陰圧式勃起補助具の使用がお勧めです。
これは筒状のシリンダーに陰茎を入れて、そのシリンダーの中を陰圧にすることで、陰茎の海綿体内に血流を充満させて勃起を起こすというものです。
ただし、勃起を維持させるためには、陰茎の根元をゴムバンドで締めた状態、つまり陰茎の血流を止めた状態にしているので、どうしても時間的制約が出てきます。大体30分以内が目安です。


これらの方法は陰茎の血流がある程度保たれていることが前提となり、症例によっては、これらの治療が無効であるものもあります。
でも、そのような場合も大丈夫!、私たち性機能の専門医は勃(た)たせるだけならいくらでも出来ます。

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